柑橘系の香り ブッコノキ
<学名> Barosma betulina(ミカン科)
<英名> Buchu(ブッコ、ブック)
<和名> ブッコの木、ブッコノキ
<原産地>
ブッコノキは南アフリカが原産です。丘陵の斜面で広く栽培されている。よく乾いた土壌と、十分な日光を必要とする。夏に収穫する。 茂った低い木で2メートル位に育つ。葉柄がなく油線の散らばった薄い皮革状の葉を付ける。
葉は揮発油を含む。
<歴史>
南アフリカのカラハリ地域で、サン部族によって数世紀にわたり、利用されているハーブ。(コイコイ族の伝統ハーブでもある。)
ブッコノキのエッセンシャルオイルは柑橘類のよい香りがするので心地よくハーブティーにも利用されている。
<研究>
ブッコの木がイギリスに初めて持ち込まれたのは1790年第で、公式に研究された。結果、1821年に「英国薬局方」(British Pharmacopoeia)に記載されている。
