本の紹介 遺伝子組み換えとクローン
ハーブアドバイザーのマーシーです。(herbal advisor Mashi)
遺伝子組み換えの食物を食べる事は、今までに人間が食べていなかった新しいタンパク質を体内に取り込むことになるので不安があります。
(*タンパク質の中にアレルゲンなどが含まれます。)
例えば、除草剤をまいても枯れないダイズは遺伝子組み換えだけのリスクで無く、除草剤を多く摂取してしまうというリスクも合わせて持っているのでしょう。
害虫に強い遺伝子組み換え食物は、無害の蝶まで殺してしまう毒性を自らもっているようです。
出版社:ナツメ社
著者:大石正道
題名:図解雑学 遺伝子組み換えとクローン
P86
遺伝子組み換え作物(GM作物)は、遺伝子組み換え技術を用いて人為的に操作・改良された作物のことである。その中には、病気や害虫に対して抵抗性をもたせたり、除草剤に対する抵抗力をもたせて農業の手間が省けるようにした作物などがある。英語では「GMO: Genetically Modified Organisms(遺伝的に改変した食品)」という。
P90
除草剤の影響を受けないダイズ
GM作物の中には除草剤を使うことを前提に開発されたものがある。例えば、除草剤耐性遺伝子を組み込んだGMダイズである。
~こうして、除草剤を大量に散布しても枯れないダイズが誕生したのである。
従来のダイズの栽培には年2回、除草剤を散布していたが、GMダイズを導入してからは高濃度の除草剤を年1回散布するだけで済むようになった。
P94
害虫に強いトウモロコシ
ただし無害の蝶も殺してしまう。
